埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 983
■ 種類 学会発表
■ タイトル 硫酸ピッチの撤去と亜硫酸ガス対策(埼玉県の事案)
■ 著者 小野雄策    埼玉県環境科学国際センター
渡辺洋一    埼玉県環境科学国際センター
川嵜幹生    埼玉県環境科学国際センター
磯部友護    埼玉県環境科学国際センター
福島勤    埼玉県環境部廃棄物指導課
菅井敬二    埼玉県環境部廃棄物指導課
野中克彦    埼玉県環境部廃棄物指導課
金子亮    埼玉県環境部廃棄物指導課
細井知之    埼玉県環境部廃棄物指導課
大嶋公久   
   
■ 出版元 (社)廃棄物資源循環学会
■ 出版年 2007
■ 誌名・巻・号・年 第18回廃棄物学会研究発表会、平成19年11月20日
■ 抄録・要旨  硫酸ピッチの撤去においては、有毒な亜硫酸ガスが発生する事例が多い。特に、住居等の多い地域での硫酸ピッチの撤去に際しては、周辺住民への影響を考慮して多重安全対策が必要である。それでもなお、想定外の現象が起きることがあるため、撤去時においても簡易な硫酸ピッチ試験などを行い、より安全な方法を選択することが必要である。  この事例では、簡易試験により高濃度の亜硫酸ガス発生の原因は、硫酸ピッチの表面に浮いている油分から大量の亜硫酸ガスが発生することが分かった。さらに、この油分の処理には消石灰を混合することにより、亜硫酸ガスの発生を抑制できることが分かった。ただし、水分が多い場合は、発熱作用により亜硫酸ガスが発生するが、油分だけでは、温度上昇が無く安全に処理できることも判明した。
■ キーワード ピッチ【ビチューメン】, *硫酸, *副産物, 除去, 二酸化硫黄, *公害対策, 埼玉, 事例研究, *軽油, 重油, 灯油, 腐食, ガス放出, 犯罪, 安全性, 汚染防止, ラクトン, 芳香族縮合化合物, 環境影響

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